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Sphere on Spiral Stairs

受験生よ、勉強しなさい。コロナはチャンスです。

  • 執筆者の写真: 慶進館
    慶進館
  • 2020年4月21日
  • 読了時間: 3分

コロナの影響で学校が休校となっています。塾も休校となっていますが、いろいろな契約・手続きがあり、また、コロナ騒動による新たな指導計画をまとめているため、普通に授業をしている時よりも忙しいです。

うちのような個人塾は、教材を出版しているわけでもないため、家賃などを引けば大赤字です。授業もしていないので、いまいち働いている感覚がありません。

こども店長の逆、つまり、おとな無職です。

しかし、教材勉強・受験対策を考える時間が増えたので良しとします。

こうして夜中まで作業をしていると、大学受験期を思い出します。


高校生の私は、平安高校の特進に通っていました。

当時は龍谷大学へのエスカレーターが特進コースでしたから、私もそのつもりで、龍谷大学に推薦で合格できるように、そこそこの成績を維持しながら、友人との遊びに夢中になっていました。


高2になって、恩師と呼べる先生に出会い、友人と共に京大受験を決意するのですが、結果を言ってしまうと、京大には不合格となりました。なぜなら数学が絶望的に苦手だったからです。

いわゆる「文系」であった私は、その頃から受験勉強を始め、3年の夏には文系教科の模試偏差値は80以上、満点は取って当たり前というレベルまで学力を上げました。良い先生に恵まれました。


しかし、問題は数学です。当時の私の数学の偏差値は50でした。

偏差値50というと、ザ・普通です。京大に行くためには、あと20は必要でした。

小学生の時に、(泣きながら)公文に行っていたので、計算は得意なのですが、どうしても図形問題が出来ませんでした。

当時の私は、「他の教科が出来るから大丈夫(^^)/」という、謎の自信を持っていたので、取り立てて数学に時間を割くことなく、好きな教科である、国語や世界史や物理などの勉強ばかりしていました。


それがいけなかった。京大は西日本の秀才たちが集まってくる場所です。1つでも点の取れない教科があれば合格は難しい。実際に私は本番で数学を1問しか解けず、不合格となりました。

その後、数学をしっかりと勉強したら、驚くほど理解が進み、「もっと早くやっておけばなあ」と思ったものです。



塾生にも、得意教科の数学ばかり勉強している生徒がいます。昔の自分を見ているようです。君の嫌いな英語をやりなさい。絶対に後悔します!

そう考えると、コロナはチャンスです。学校の休校中に(おそらく)遊んでいる同級生に差をつけるチャンスです。

得意教科はやっていて楽しい。それは分かります。

けれども、得意教科を伸ばすよりも、苦手教科を伸ばす方が総合得点は高くなります。

「英語90点・数学50点」の生徒が、英語を10点伸ばす(満点を取る)よりも、数学を20点伸ばす方が簡単だと思いませんか?

騙されたと思って、苦手教科に挑戦しましょう。





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